New Engeneering Progressive LC.
昭和47年10月、北は北海道から南は九州までの17社が相集い『NEPグループ』として誕生したのが始まりです。
その後、昭和56年6月に組織拡大に伴って『NEP工業会』へ名称を変更。現在では全国各地を代表する61社(令和5年6月現在)で構成され、コンクリート製品業界の大きな組織のひとつとして躍進しております。
“協調と繁栄”を合言葉に会員社相互の技術(特許など)の貸与による地位の向上を目指し、世界の技術をより多く吸収し目まぐるしい経済の方向転換にも企業として乗り越えられる集団とし、ひいては国家社会に高品質な製品の安定供給とコストの低減化を目指して、“人間的な同志的結合による連帯感”をもちながら国土建設に貢献するよう努力する。
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| ● | 2002 |
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| ● | 2010 |
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| ● | 2012 |
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①各社の近況報告や課題、経営戦略について情報交換を行い、問題意識を共有
②経営に関する研究や検討を実行
③メンバー同士(中年)が親交を深め「腹を割って語り合う場づくり」を提供
第1回:2010年(平成22年)8月30日〜
第19回:2022年(令和4年)3月25日
NEP Thinkは、2010年(平成22年)8月30日、新大阪の貸し会議室にて第1回を開催して以来、これまで12年間計19回プロジェクトを続けてまいりました。
地方開催では、各メンバー持ち回りで、その地方ならではの最高の会場をセッティングしていただき、互いの課題や経営戦略などの情報交換や懇親を深める場を提供できましたことは、私にとって無上の喜びでありました。
今後ともNEP工業会と会員各社の事業の発展を祈念致します。
ミルコンホールディングス:見谷社長
NEP工業会の技術職員同士の懇談を通じ交流を深めると共に各社の抱える技術的な問題についてテーマを見つけて討議し解決への方策などを探ること。
第1回:2002年(平成14年)4月〜現在まで計68回の実績。
初代会長には京阪コンクリート工業(株) 長谷川梅太郎氏が就任。
その総会の席上で紹介された新製品が『SPブロック』と『ウォルコン』でした。その後の時代の順風また逆風と闘いながら、先進の技術で工業会と共に、成長を続ける2大製品でした。
『SPブロック』は昭和46年頃、株式会社建設企画コンサルタント(後にNEP工業会の顧問会社)が考案した画期的な大型ブロックであった。
製品カタログには『SPブロック』の特徴を次のように紹介している。スピード土留プレハブ工法は控えを有するコンクリート壁体『SPブロック』を段積みする方式を取り、従来のブロック積みや擁壁形式の土留の問題点を解消している。昭和47年9月には試験施工が行われた。試験施工は施工方法、施工歩掛り、応力上の安定性などの問題点の解明を目的に行われ試験施工の結果、カーブ施工、法面高さの調整等に課題を残したが、材料管理、施工管理、均一な施工等に高い評価を頂いた。
現在はカーブ施工、法面高さの調整について製品対応が可能。また宅地造成等規制法施行令第15条に適合するブロックの認定申請を行い昭和52年2月に建設省計宅発第15号として認定された。『道路用SPブロック』は、より安全に使用するために数回の改良実験を行いその成果は『SPブロックⅡ型、Ⅲ型』に反映されている。またSPブロックの緑化タイプとしてSPグリーンが開発されている。過去にはSPブロックの吸音タイプの開発、ブロック表面の石張タイプの開発等ニーズに合わせた製品を提供。SPブロックの進行形として大型ブロックの練積タイプのうらかたくん及びCoco・A・グリーンが開発されている。
『ウォルコン』は昭和45年頃より新しい理論によるL型擁壁として誕生。
当時の5m以下の擁壁の主流は石積み、コンクリート積みブロック及び重力式擁壁であった。『ウォルコン』は棚板式矢板岸壁の理論により開発された鉄筋コンクリート擁壁であった。
『ウォルコン』の試験施工を昭和46年〜47年度に、日本道路公団八王子工事事務所の承諾を得て中央自動車道小仏トンネル工区内の土捨場確保を目的とした擁壁工事にウォルコン2号を使用して動態調査を行った。
試験施工は擁壁にかかる土圧および変位、その周辺にかかる動態を経時的に観測し有効性が確認と改良点を見出すことを目的に行い『ウォルコン』の有効性が確認された。
昭和50年代から活発化した宅地造成工事に対応するため『ウォルコン』を改良した『ニューウォルコン』を開発、業界初の宅地造成等規制法施行令第15条(当時)による大臣認定申請を施工実績5,000㎡以上(全国実績)と設置擁壁の経過観測結果を申請資料に添付して申請し数回のヒアリングを経て昭和59年1月建設省京経民発第3号として大臣認定を取得した。その後、設計条件の変更、製品の数度にわたる改良ごとに認定申請を行い現在に至っている。
