私たちNEP工業会は、コストと品質に徹底的にこだわり、人と自然の調和をテーマにプレキャストコンクリート製品を通じて安全かつ済み良い環境づくりをめざしています。
品質創造
プレキャストコンクリート製品は、均一で標準化されているので、現場打ちと比べて、より高品質な構造物を製造することができます。さらに、NEP工業会では、開発する新製品、新工法に次のような厳しい品質基準を設けています。
- 現状より工期の短縮が図れ、優れた経済性を有していること
- 現状より優れた施工性と安全性を有していること。
- 設計基準を明確にクリアーする品質特性を有していること。
環境保護
地球温暖化現象、産業廃棄物とダイオキシンの問題等々、環境問題は毎日のようにマスコミに取り上げられています。便利になったこの100年間の文明生活のツケが今、私たちとその子孫に回って来つつあるといっても過言ではありません。これからは共生の時代です。できるだけ自然環境にダメージを与えずに、省資源型の建設工事を推進する責務を私達は負っています。
- NEP工業会は緑化ブロック・魚巣ブロックなどの多自然型工法を開発し、環境に与えるダメージを軽減しています。
- 製品の大型化・長尺化を推進し工期を短縮すると共に軽量化を図り、資源の有効利用に努めています。
- プレキャストコンクリート製品の活用により、コンパネや発泡スチロールなどの仮設資材を最小限にし、間接的に資源の浪費を防いでいます。
コスト縮減
コスト縮減に対するキーワードは、
- より大型化・長尺化できないか。
- より軽量化できないか。
- もっと施工性が良くならないか。
NEP工業会は、お客様のニーズに的確に応えられる製品を通じて、コスト縮減のお手伝いをいたします。 こんな製品があれば、こんな製品を開発したい、など何でも結構です。
ご要望がございましたら、『お問い合せに』ご用件を記入してメールして下さい。
ご要望にお応えできるよう、委員会にて検討いたします。
『参考資料』:プレキャスト化率(セメント全消費量に占めるプレキャストコンクリート製品の割合)の比較
プレキャスト製品を使用することにより、工事内容の諸条件によってはコスト縮減に繋がることが期待できます。
参考として、日本とヨーロッパのプレキャスト化率を示します。
ヨーロッパでは20%から国によっては40%以上とプレキャスト製品が多く使われています。
一方、日本では過去10年徐々にではあるが、右肩上がりに増加しているが、その伸び率は1.5%程度で、プレキャスト化率は14%強とヨーロッパに比べるとかなり少ないと言えます。
日本でのプレキャスト化率の推移
出典:一般社団法人セメント協会
ヨーロッパのプレキャスト化率
デンマーク | オランダ | フィランド | オーストリア | アイルランド |
---|---|---|---|---|
49% | 48% | 42% | 33% | 29% |
スウェーデン | ベルギー | ドイツ | チェコ | |
28% | 24% | 24% | 23% |
※(社)日本コンクリート工学協会 プレキャストコンクリート製品の設計と利用研究委員会からの引用です。